低身長や夜尿症、思春期早発症などの診察をいたします

低身長症

­ 医学的には、同じ性別、同じ誕生日のこどもが身長順に並んだ場合、前から2.3%までのこどもが低身長であると定義されています。低身長の原因の多くは遺伝や体質によるものですが、何らかの病気が原因のこともあり、原因がはっきりして治療につながれば身長が伸ばせる可能性があります。院長は日本内分泌学会認定の内分泌代謝科(小児科)専門医として、数多くの低身長の患者様の診療にあたってきました。お子様の身長が気になる方はお気軽にご相談ください。

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夜尿症

5歳以上で1カ月に1回以上夜尿がある状態が3カ月以上続く場合を夜尿症と定義しています。この定義に当てはまった場合はすぐに治療が必要というわけではないですが、小学生になっても夜尿が続く場合は検査や治療を検討してもよいでしょう。夜尿症の原因として夜間の尿の量を調節するホルモンを分泌する能力が未熟であることが多く、病院では生活習慣を見直すとともに内服薬などで治療を行います。

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思春期早発症

思春期とは、こどもが成長し大人になっていく過程で、心身ともに急激に変化する時期です。通常男児では11歳頃から、女児では9歳頃から思春期が始まりますが、何らかの理由で思春期が早く開始してしまう疾患を「思春期早発症」といいます。

男児では、9歳未満で精巣が大きくなる、10歳未満で陰毛が発生する、11歳未満で声変わりが起こる

女児では、7歳6か月未満で胸の発育が始まる、8歳未満で陰毛が発生する、10歳6か月未満で月経が始まる

などの場合、思春期早発症の可能性があります。思春期が早く始まると最終的に低身長になったり、羞恥心を強く感じるなどの社会的な問題が生じる可能性があります。上記の基準に当てはまる場合は受診を検討してください。

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