鼻に投与するタイプのインフルエンザワクチン(フルミスト🄬)の接種を開始いたします。

 接種日:10月9日(木)~10月30日(木)の毎週木曜日

 接種時間:15:00

※上記日程以外では行っておりません。11月以降の接種はできません。

 費用:8000円(税込み)

予診票はこちらからダウンロード・印刷して接種当日にご持参ください。

 

 ご希望される方はWeb予約をお願いします。

以下、フルミスト🄬の説明です

◎ワクチンは弱毒化したインフルエンザウイルスを接種する生ワクチンです。

◎投与方法:両方の鼻の穴に0.1mlずつの液体を投与します。

◎年齢:2歳~中学3年生

◎接種回数:年齢問わず1回のみ(ただし、過去にインフルエンザワクチンを接種したことがない場合やインフルエンザにかかったことがない場合は1回の接種では効果が低い可能性があります)

◎予防効果:接種2週間~約1年後まで予防効果が持続し、注射のワクチンと比べて長く持続することが報告されています。

◎副反応:弱毒化したインフルエンザウイルスを鼻の中に投与するかたちとなるため、接種後に軽いインフルエンザ症状(発熱、鼻汁、鼻づまり、咳など)が起こることがあります。まれにアレルギー反応やアナフィラキシーも起こる可能性があります。

◎注意事項

予防接種後しばらくの期間(正確なデータはありませんがおそらく1~2週間程度)にインフルエンザの検査を行うと陽性となることがあります。この場合、インフルエンザに本当にかかっているのか、それともワクチンの影響で陽性となっているのか判断が難しいことがあります。また、この期間に抗インフルエンザ薬(タミフル🄬など)の投与を行うと、ワクチンの効果が低下するおそれがあります。

・鼻に投与するワクチンのため、接種当日に鼻水や鼻づまりがあったり、接種時に大泣きしてしまうとワクチンの効果が低下するおそれがあります。

・ワクチン接種後1~2週間程度は弱毒化されたインフルエンザウイルスが鼻腔内に存在するため、可能性は低いですが飛沫または接触によりワクチンウイルスが家族などにうつる危険性があります。添付文書上は、重度の免疫不全者との密接な関係を可能な限り避けるように記載されています。

・気管支喘息のある方は、点鼻ワクチンの接種により喘息発作が誘発される危険性があります。気管支喘息の持病がある方は注射のインフルエンザワクチンが推奨されています。

・川崎病の後などでアスピリン内服中の方は接種が推奨されていません。

・生ワクチンのため、ステロイド内服中の方(塗り薬は大丈夫です)や免疫抑制剤を投与中の方は接種できません。

・ワクチンにゼラチンが含まれているため、ゼラチンにアレルギーの既往がある場合は接種できません。